終盤シリーズ

詰めろじゃない手でも相手が攻めてくると詰めろに昇格する一手。 攻めながら受けている、あしたのジョーに出てくるクロスカウンターのような一手を北海道弁を使って「詰めらさろ」と名付けてみた。

こちらだけ一方的に駒得を拡大できるときは、お互いに玉を固くしあう変化を選ぶと、攻め手が豊富な方がはっきりと良くなる。 攻めながら自玉が相対的に固くなっていくこの終盤術に、誰か素敵な名前を付けてくれ〜。

こちらの攻め筋が豊富で相手の攻め筋は少ない時、先受けが局面をわかりやすくする。 自玉の耐久力が上がることで、攻めを呼び込んだり、より反動のきつい強力な攻めを繰り出せる。 実は受けているようで攻めているのが、先受け。

千日手含みでいやらしく受けてくる相手をふりほどき、一撃で寄せる絶好の手順！ 針の穴を通すようなルートをあなたは特定できるか。 最後にじゃがいもの宣伝があるよ！

将棋は最後の最後までわからない。泥沼流で相手のミスを誘い、逆転したら一転して綺麗に最短で決めにいく。 局面をガラッと変える一手をあなたは見つけられるか。 将棋の奥深さをぜひご堪能あれ。 最後にじゃがいもの宣伝があるよ！